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TJ・マコネルの成績を簡単に見てみる

こんにちは

今シーズンも開幕して各チームともに少しずつ戦力の見極めが進んでますが、なかなか勝ち星をつかむことが出来ず歯がゆいシーズン序盤となっています。

怪我人がすでに出始め、ローテーションもなかなか固定できない現状ですが、昨日の試合でカリス・レバートが戦線に復帰し素晴らしい活躍を見せてことで希望も見えてきましたが、次の試合出場できるかは不明で、万全な状態になるにはもう少し時間がかかるかもしれません。

そんななか、少し気になる点は、TJ・マコネルがなかなか苦戦しているようにみえることです。試合数は少ないので参考程度ですが、成績を確認してみたいと思います。

 

下記に昨季と今季の成績の比較を載せているのですが、あくまで7試合時点での比較となります。

昨季は、69試合の出場で、主にベンチから26分の出場で8.6得点6.6アシスト3.7リバウンド1.9スティールと素晴らしい活躍をしています。

特に、アシストは36分換算で9.1アシストとリーグ上位の水準となっています。また、シュートの確率面も素晴らしく3Pはほぼうたないとはいえミドルレンジシュートを多投するスタイルで、ビッグマン並みのFG55%を誇っています。

アシストは、マコネルだけの力では記録できないため、単純に比較はできないですが、

今季はシュートに苦しみ、距離別の確率をみてもゴール下を除いた他のエリアで大きく確率を落とす結果となっています。

しかしながら、3Pのアテンプト数が昨季と比べほぼ倍増し、このペースでいけばキャリア最高のアテンプト数になり、プレイの幅を増やすためにシュートの傾向を変えている可能性もあり、その過程でほかのレンジシュートも感覚のずれが出ている可能性はあります。

また、同じくベンチから出場していたマクダーモットとのホットラインが移籍により崩れてしまったのも原因の一つかもしれません。

さきほども上げたように、3Pをほとんどうたないマコネルにとっては、コートを広げてかつオフボールで動き回ってくれる存在は重要なように感じます。

何より個人で打開するというより周りの選手を活かしていくタイプのプレイスタイルだと思うので、怪我人が戻り、レバートやデュアルテのようなシュート力のある選手が同じ時間帯に出てくれるとまた変わってくるように感じます。

 

成績比較(7試合時点)

スタッツ

  G GS MP FG FGA FG% 3P 3PA 3P% 2P 2PA 2P% eFG% FT FTA FT% ORB DRB TRB AST STL BLK TOV PF PTS
昨季 69  3 26.0  4.0  7.1  0.559  0.2  0.7  0.313  3.8  6.4  0.586  0.574  0.5  0.7  0.688  0.8  2.9  3.7  6.6  1.9  0.3  2.0  1.6  8.6 
今季 2 25.4  3.3  7.3  0.451  0.3  1.3  0.222  3.0  6.0  0.500  0.471  0.0  0.3  0.000  0.1  2.6  2.7  4.9  0.7  0.3  1.7  2.0 

6.9 

 

距離別シュート

  距離別 FG試投割合(%) 距離別 FG成功割合(%)
  2P 0-3 3-10 10-16 16-3P 3P 2P 0-3 3-10 10-16 16-3P 3P
昨季 0.902  0.331  0.341  0.188  0.043  0.098  0.586  0.654  0.545  0.554  0.524  0.313 
今季 0.824  0.373  0.255  0.137  0.059  0.176  0.500  0.632  0.385  0.429  0.333  0.222 

 

マコネルには、昨季苦しいところで何度も助けてもらいましたし、チームが躍進するためには活躍が必要な選手だと思うので、気長にとは言えませんが、怪我人が戻ってくるくるころには、復調してくれると嬉しいです。

ありがとうございました。