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クリス・デュアルテ前半戦を終えて

こんにちは

今シーズンはチームとして変化の多い前半戦となりました1ファンとしては悲しい別れと新たな出会いのある期間となりました。

トレードの中心チームに加入してこれからの中心選手になっていくだろうと思われるハリバートン、そして今季ドラフト指名し、期待に答える活躍を見せハリバートンとともに将来を担っていくと思われるクリス・デュアルテ。

若手のオールスターともいえるライジングスターにも選出されたデュアルテですが残念ながら、オールスターブレイク以前の残されていた2試合は欠場と発表されたため、一足早く前半戦の活躍を振り返ってみたいと思います。

 

 

ペイサーズにドラフト13位で指名されたルーキーのクリス・デュアルテはオレゴン大学出身の24歳とドラフト候補の中でもかなり年齢は高かったものの、豊作とみられていたドラフトクラスの中でもトップレベルのシューターそして即戦力ルーキーとして評価されていました。

サマーリーグでの活躍もありましたが、今回はレギュラーシーズンでの成績から見ていきたいと思います

前半戦の主要スタッツ

  GP MIN PTS FGA FGM FG% 3PA 3PM 3P% FTA FTM FT% OREB DREB TREB AST TOV STL BLK PF
ALLSTAR前 50 28.7 13.4 11.5 5.0  43.5 4.8 1.7 36.4 2.1 1.7 79.2 0.7 3.4 4.1 2.2 1.7 1.0  0.2 1.7

 

前半戦を終え、プレイタイムは28.4分とスタータークラスの選手としてはとしてはやや控えめながら、平均得点が13.4Pでルーキーの中では6位と素晴らしい数字です。またデュアルテより上位にはドラフト1桁順位の選手しかおらず、ルーキーで2桁得点を記録している9人の中で唯一の2桁順位で指名された選手です。

その得点を生むシュート力は前評判通りで3Pは36.4%と優秀な確率です。

シューターとしての能力だけではなく、ハンドラーとしてもスクリーンを扱う能力も備えている。

3Pを放つ割合は全体シュートの総数の41.6%で内訳も22.8%がキャッチ&シュートで17.7%はプルアップとキャッチ&シュートをさほど大差ない本数放っていることがわかります。

キャッチ&シュートの確率は38.9%、プルアップの確率は32.4%。細かく見てみるとやや物足りなくも感じるような気もしてきます。

疲れも溜まり相手チームの対策も進んでくるとは思いますが、後半戦は、キャッチ&シュートは40%、プルアップは3本に1本の33.3%の確率で決めれるとより見栄えの良い数字になるように感じます。

次は月別のスタッツで見ていきたいと思います。

月別の主要スタッツ

  GP MIN PTS FGA FGM FG% 3PA 3PM 3P% FTA FTM FT% OREB DREB TREB AST TOV STL BLK PF
10月 35.9  17.7  16.1  6.9  42.5  6.6  2.6  39.1  1.6  1.4  90.9  0.4  4.3  4.7  2.4  2.1  0.9  0.1  2.4 
11月 14  25.9  10.9  10.5  4.4  41.5  4.9  1.7  35.3  0.9  0.4  46.2  0.5  3.4  3.9  1.9  1.5  0.9  0.1  1.6 
12月 12  28.4  13.3  10.7  5.0  46.9  4.9  1.6  32.2  2.3  1.8  75.0  0.8  2.9  3.8  2.3  1.8  1.2  0.1  1.4 
1月 11  28.3  13.2  11.2  4.7  42.3  3.8  1.3  33.3  3.0  2.5  81.8  1.1  3.6  4.7  2.4  1.3  1.5  0.4  1.5 
2月 27.8  15.0  10.7  4.8  45.3  4.0  2.0  50.0  3.5  3.3  95.2  0.7  2.8  3.5  2.2  2.0  0.5  0.3  1.7 

開幕戦で27得点あげたように10月は大活躍し、7試合ではあるものの平均17.7P、3P39.1%と素晴らしいスタートをきりました。レバートの欠場もあり、プレイタイムは月別で断トツの35.9分、大きな役割を与えられしっかりと起用に応えました。

しかし、レバート復帰後の10月末から役割の変更もありベンチでの起用や怪我人が出ればスタメンに戻るなど不確定な要素もあり25.9分までプレイタイムは減少、結果11月は10.9Pと月別の成績で最も低い平均得点となりました。

この期間は、攻守でファールの笛に苦しんでいるように見え、審判への不満をこぼすことが多く、テクニカルファールを吹かれる試合も見られました。

数字にも表れ、1試合当たりのFTA0.9本となかなかFTをもらうことが出来ませんでした。

その後は、役割への慣れもあるのか、成績は上向き、先日の主力を複数放出したトレードで、再び大きな役割を担うこととなり、開幕当初に近い役割を持つことが出来た結果2月は6試合(うち1試合は試合のかなり早い段階で怪我をし、プレイ出来なくなった)ではあるものの平均15.0P、2月は大きくプレーの質が上がってきています。

その中でも活躍の助けとなったのは、先ほども述べたFTAが最も低かった11月の0.9本から成績とともに徐々に増加傾向にあり、2月は3.5本まで増加、それに伴いFT%が11月の46.2%から右肩上がりに上昇し、2月は途中ではありますが95.2%と自己最高を記録しています。

そんな成績を上げつつある矢先の怪我だったので残念ではありますが、オールスター以降はしっかりと怪我を治し、チームの顔の一人として引っ張ってほしいところです。

 

スタッツ出典

https://www.nba.com/?3

https://www.basketball-reference.com/