ペイサーズの新戦力を振り返る
ブログドン
デュアルテ
ホリデー
サボニス
マコネル
ヒールド
ブリセット
ジャクソン
開幕戦とRS最終戦のスターターを見比べてみると全員変わってしまい知らない人からすれば違うチームなのではないかと疑ってしまうような変わりようでした。
昨シーズンは、コロナのプロトコルは少なく済みましたが、今シーズンは例年の怪我に加えてシーズン中盤に、多くのコロナ陽性者が出た為、昨シーズンに引き続きPOに出る事が叶わない苦しいシーズンとなりました。
コロナのプロトコル、トレードなども重なり、ロスターの入れ替わりが激しく、今シーズン28名の選手がチームでプレイすることとなりました。
ロスターの安定性と引き換えでは有りましたが色々な選手を試す機会があり、新たな戦力を見出す事には成功成功したようにみえます。
ドラフト1巡目で指名されたデュアルテ、ジャクソンをはじめ、ドラフト外からもワシントンJr、テリーテイラーと4人のルーキーが多くのPTを与えられ各々が活躍の場を見出す事ができていました。
特に、デュアルテは怪我さえ無ければオールルーキーチームにも選ばれてもおかしくない様な活躍をみせていました。
オールスター前には、トレードでサボニス、レバート、ラム、ホリデー、クレイグを放出しましたが、これからのチームの核となるであろうハリバートンを中心とした対価を得る事が出来ました。
フロントのトップであるケビン・プリチャード氏のこの先10年チームの中心に出来ると言った期待に違わぬ活躍を後半戦に見せてくれました。2年目ながら高い司令塔としての能力とスコアリングを発揮し、近い将来オールスターに選出される可能性も考えられます。
ハリバートンと共に、チームに加入したヒールドもキングス在籍時より大きくスタッツを伸ばしました。その為か、他チームがトレードで獲得をしようとしているとの噂もありますが、残留した場合は大きな戦力になる事でしょう。
サンズから加入したジェイレンスミスですが、素晴らしい活躍をみせ、ポテンシャルの高さを見せたものの、今季で完全FAとなり、残留する可能性は低いのではないかと見られています。
ブリセットやゴガなどの元々在籍していた選手も、トレード以降出番を増やし成績を伸ばしています。
特にゴガは前半戦にほとんど出番が無かったのですが、後半戦は周りの選手の怪我なども重なり、出番が増えたわけですが、そのチャンスを逃さず活躍を見せていました。最終盤には、ゴガ自身も怪我で離脱してしまいましたが。今季終了後に契約延長が可能となるゴガにとっては良いアピールだったのではと思います。
25勝57敗と近年の球団の成績としては最低ではあったわけですが、悲観すべき事ばかりではない様に感じたシーズンでした。
中心選手を放出してチームを作り直す選択をした事を悪い事だとは思わないですし、むしろ終わってみれば良い選択だと感じましたが、オラディポの怪我以降、毎年怪我続きでまともに勝負出来るシーズンが無かったチームを完全に区切りをつけたことは残念で仕方ありません。
来季以降のチームは成績はもちろんですが、怪我のない様なチームになってくれると嬉しいですね。