ペイサーズについてのブログ

インディアナ・ペイサーズのブログを書いたり、翻訳してみたり

【意訳】日々マコネルに追い回されている話。

:引用元

※曖昧な所はニュアンスを変えて、割愛しているところがあるため原文と変わっているところありますがご了承下さい。

 

 

マコネルが私(ハリバートン)に「私の仕事はあなたに試合の準備をさせることだ」と言うんです「君は我々のフランチャイズ・プレーヤーだ、君が率いる限り、我々はどこまでもついて行く 」と言う「だから、練習では彼の人生を地獄に落としてやろうと思っているんだ。」

 

この2人が出会ったのは、トレードの後だったが、マコネルは2月にインディアナサクラメントとのブロックバスター・トレードで元ロッタリー指名選手を獲得する前からハリバートンのゲームに一応親しみを覚えていた。

ハリバートンは到着後、ペイサーズの施設に並ぶ新顔達の列を歩きながら、次々と握手をして自己紹介をした。

「元気か?俺はタイリース。 調子はどうだ?タイリースです」と

その列の最後にマコネルと出会った。

彼はその時手首の負傷で離脱していた。マコネルはバスケット選手としては小柄な体格でマスクをして、野球帽をかぶり、肩にリュックを背負っていた。ハリバートンは、他の人たちと同じように彼を出迎えた。「やあ、T.J.だ」マコネルはそう話しかけたのを覚えている。

「彼は私を誰かと勘違いしたはずだ たぶん球団職員の実習生の人だろう」

ハリバートンは、これからチームメイトになる彼が実習生でないことを知っていたと主張しています。が後に「彼は変装していたのだから勘違いした」と認めている。

マコネルはその年、トレード後はシーズン最後の3試合にしか出場していない。復帰した後、練習を共にできなかった為、ハリバートンとの対戦は、秋のトレーニングキャンプが始まるまでお預けとなった。

マコネルは、3つ星の評価で大学にリクルートされ、2020年のドラフトで全体12位で指名されたハリバートンとは経歴が違うのです。 マコネルは、デュケインで大学生活をスタートさせ、その後アリゾナへ移籍した。2015年にドラフト外で入団し、プレシーズンでの活躍を認められ76ersのロスター入りを果たした。

その後7年間は、バックアップポイントガードとしてキャリアを積んできた。 ベンチからエネルギーを供給し、熱狂的なプレーをする。 嫌がらせのようなディフェンススタイル。バックアップの責務だ。82試合という長丁場のシーズンにおいて、先発が不調に陥ったときの起爆剤になればと、彼は考えている。

レーニングキャンプでは、マコネルが長年培ってきたエネルギーをハリバートンに注ぎ込んだ。

ハリバートンは優れた才能を持っているので、私が不甲斐ないプレーみせたら毎日のように尻を叩かれることになるだろう」とマコネルは言った。

 

マコネルのプレースタイルがもたらすもう一つの効果は、ハリバートンに改善を迫ることである。

マコーネルは練習から彼を不快にさせ、ディフェンスではバックコートで彼を捕まえ、94フィート(NBAのコートは94フィート)まで追い詰める。ハリバートンは、レギュラーシーズンではそういうしつこいDFに直面することはあまりないだろう。練習の時に比べ試合では簡単なものになる。

ハリバートンにとっては、マコネルの練習スタイルは厄介なものであった。最初は、平静を装うハリバートンでもイライラしていた。しかし、数週間もすると、だんだん慣れてきた。

 

NBA3年目、ペイサーズでは2年目のシーズンが始まって1週間余り。ハリバートンのゲームは進化している。オフェンスでは常にパスファーストのスタイルだったが、今年はよりアタックとシュートを重視するようになった。

オフシーズンには、ドライブの角度やリムへの入り方、バスケットの下でのプレーをより向上にするための練習を行った。それまでのキャリアでは、接触することを敬遠していたのだ。3年目に入ると、彼はそれを求め、受け入れ、マコネルのようなフィジカルなディフェンダーの相手をする準備するようになった。

それが、8試合までに得点(1試合21.9点)、シュート数(15.1本)のキャリアハイにつながっている。1試合あたりの9.4アシストも、フルシーズンではキャリア最多となり、シュート率も.488となる。

ルーキーのベネディクト・マスリンが加入し、ブレイクしたとはいえ、ハリバートンペイサーズのオフェンスの中心であることに変わりはない。 インディアナのプレーのペースは、彼が決めることが多い。彼は、オールスターセンターのドマンタス・サボニスと別れる価値があるとフロントオフィスが判断した人物だ。

マコネルはそれを知っていて、だからこそこのベテランは練習であのようにプレーするのです。ハリバートンはキャリアの岐路に立っており、ペイサーズは毎晩、そして長期的に、彼の能力に賭けているのである。

「私は彼を尊敬しているので、毎日もっと良くなるように、良い意味での競争心を持って限界まで追い込もうとするだけだ」とマコーネルは言った。「だから、練習に全力を尽くさないと、チームや彼のためにならないと思っているんだ。

 

 

ありがとうございました。