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ハリバートンを中心としたペイサーズはどうなるのか

こんにちは。昨日よりNBAは22-23シーズンが始まりいよいよといった気持ちになってきました。今日ホームでペイサーズの開幕戦が行われました、そんなシーズンがどのようなシーズンになるのか今回はハリバートンを主題にシーズン展望をしてみたいと思います。

 

 

瞬く間にチームの中心となったタイリース・ハリバートン。今シーズンのペイサーズで思い浮かべる選手といえば彼が一番最初に浮かんでくる方が多いのではないでしょうか。

昨シーズンはポストシーズンを逃し、チームはハリバートンをチームの中心にする事を明言し、チームというパズルの中核に据える覚悟で彼のためのチームを組み立てていくピースを探していくことになるでしょう。そんな中核に位置する彼が飛躍する事が、チームを前進させていく上での第一歩であり大前提であるのは間違いないのでしょう。

ハリバートンの持ち味といえば高いシュートスキルとパスセンスを併せ持ちアップテンポなバスケットを牽引できるところでしょう。

上記に掲載したロスターをみる高い身体能力を備えた選手がデュアルテ、ブリセット、テイラー、ジャクソンなどいましたが、さらに今オフのドラフトでマスリン、ブラウン。トレードでニースミスとよりアップテンポなバスケットに適応出来そうな選手を率先して獲得し、ハリバートンの持ち味を活かせるロスター編成へと近づいているように感じます。

一方、ハーフコートオフェンスでの絶対的な武器は開幕した時点では欠けているそんな印象です。

本日の試合でも噛み合わない部分が多く見られ不安に感じる部分ではありますが、明るい材料としてマスリンがサマーリーグやプレシーズンと変わらず得点出来ていた事でしょう。マスリンはチームとしてだけでなく、苦しい時に個で打開する事が出来るためハーフコートオフェンスを任せられる存在に成長し、将来的にエースとして活躍する事を期待できるでしょう。

またハリバートンはPGとしてだけではなく開幕戦でも26得点を記録するなどスコアラーとしても優秀でため、PGとして起用しながらもよりスコアリングに寄った役割を織り交ぜていくというのも武器の1つになるのではないでしょうか。キングス時代はフォックスという中心人物がいたためポジション上SGもしくはSFで出場する機会がありました。昨年のペイサーズは怪我人も多かった事もあり試す余裕がありませんでしたが、怪我で欠場していたTJ・マコネル、今年ドラフトしたネムバハードといった控えガードも揃い色々な起用が可能になったと感じます。特にネムバハードは、ハリバートンと同じく196cmの長身PGでプレーメイク、シュートスキルを備えている為、2ガードとしても起用しやすく、同時に起用しながらポゼッションごとに役割を入れ替えるような事も可能になってくると思います。

このように昨年に比べてハリバートンをより中心とした体制が整っていく中で彼自身がどのように成長し、活躍していくのかを楽しみにシーズンを見守りたいと思います。開幕戦から26得点7アシストと大活躍を見せてくれたわけですが個人的にはオールスターに選ばれるような活躍を見せてくれると嬉しいです。