ペイサーズについてのブログ

インディアナ・ペイサーズのブログを書いたり、翻訳してみたり

ペイサーズの20-21シーズン part1(仮) オフシーズンの動き振り返り

 

はじめまして、インペリアルタリスです。

初めてブログを書くので至らぬところもあると思いますが、

もしよろしければ読んでいただけると幸いです。

 

現在、POのまっただなかでCFが連日盛り上がっている最中ですが

そんななか、ペイサーズは、プレイイントーナメントで敗退し、一足先にシーズンを終えてしまいました。

2年続けてHCを変え、来シーズンは勝負の年(毎年言ってる)を迎えるインディアナ・ペイサーズについて書いてみたいと思います。

part1(仮)では、昨オフシーズンの動きを自分なりに振り返ってみました

(シーズンは終了しているので改めて当時に気づかなった点も含めて書いています)

 

PO敗退後のあれこれ

コーチ陣の改革

今季について語る中で避けることができないのは、コーチ陣の交代でしょう。

まず、HCのネイト・マクミランです。

彼は、2013年よりペイサーズでACとして働き、2016年より内部昇格でHCとなり4年連続でチームをPOに導いた素晴らしいコーチでした。

しかし、4年間で1度も1回戦を突破すること(内3回はスイープ負け)は出来ず、最後の年である19-20RS終了後に契約延長したのにも関わらず、マイアミ・ヒートとのPO終了後しばらくして、解雇されました。

主力選手である、ドマンタス・サボニスやジェレミー・ラムがケガでバブルに参加できなかった事、エースであるビクター・オラディポが怪我から完全に復調していない事を踏まえると、かなり厳しい判断だったと思います。

噂では、POでの戦術面での乏しさから選手から不満があったのではといわれていましたが、あくまで噂であり真偽の確かめようはありません。

しかし、マクミランの現代バスケに対応できていなかった攻撃面でのスタイル(ミドルが多く3Pが少ない非効率といわれるスタイル)を変えるためであるのは確かです。

HCのほかにも、長年ペイサーズのDFを支えていたダン・バークを中心に多くのコーチが去り、コーチ陣の大幅な変更をすることになります。

個人的にはPOになるとなかなか勝ち進めない現状が続いていたのでHCの交代はしょうがないのかなという感じでした。

ACが去っていたのはかなりの痛手だったと思います。

新たなHCビョルグレン

HCが決まらない中FAの交渉期間が始まり、 FAであった兄ホリデーこと、ジャスティン・ホリデーと3年の再契約するなどロスターが決まっていき、戦力の維持には成功、次のシーズンに向けて明るい話題もあるなか、問題となったのが新しいHCです。

マイク・ダントーニやベッキー・ハモンなどの候補が連日名前が挙がるなか、球団社長のケビン・プリチャードがHCに指名したのは前シーズンまでトロント・ラプターズでACをしていたネイト・ビョルグレンでした。

それまで候補に挙がっていなかったため大変驚きましたが、戦術面、育成面での能力が高いとの前評判に加え、ニック・ナースの元で優勝経験のある優れたACとのことでした。

しかし、まだコーチとして若くチームの基盤を作ってくれていたAC達も去っているので期待はもちろんあったのですが、最初はつまずくのではと感じました。

いくつかの不安要素を抱えた新体制

新しいHCを決め新体制になったものの、不安材料はいくつかありました。

主に私が思い当たったのは以下の点です。

  • バブルと新シーズンの間隔が例年より短かったこと

皆さんもご存じのとおりコロナによる、シーズンの中断のため、シーズンが大幅にずれ、結果的にドラフトやFAなど全ての時期がずれ例年より、シーズンの間隔が短くなりました。

これは、全てのチームが影響を少なからず受けましたが、HCを交代したペイサーズには特に戦術面の変更などに要する時間は足りなかったのではないかと思います。

実際、ビョルグレンHCが初めて指揮するプレシーズンは色々と試行錯誤している様子は見て取れましたが3戦全敗しました。

  • チームの健康問題

先ほども触れたように、チーム全体で健康問題は大きな課題となっていました。

毎年良いロスターを作ることが出来ていますが、シーズン全休するような大怪我が起き

万全の状態でPOに臨むことが出来ていませんでした。

ビクター・オラディポは怪我から復帰はしたものの、以前のようなパフォーマンスを取り戻せていませんでした。(良い活躍をするときもありましたが波がありシーズン途中でトレードとなりました)

ジェレミー・ラムは前シーズンに負った怪我で開幕には間に合わず、復帰時期も未定でした。(シーズン途中で復帰しましたが、その後の怪我などもあり安定したシーズンとは言い難かった)

バブルで活躍し、飛躍を期待されたウォレンも足の怪我で開幕から2週間ほどの欠場が予想されていました。(無事復帰したウォレンでしたが,数試合出場後、再び怪我のためシーズンを全休しました。)

このように、怪我人または、怪我によって活躍が不安視される選手がいる中で開幕を迎えることになりました。

下に開幕時のロスターを載せているのですが、兄ホリデーとマクダーモット、キーレンのポジションをスライドさせ、ピュアポジションではないにも関わらずPGとSGが多いことが見て取れます。(先ほどの、チームの健康状態も相まって怪我人が多く発生した時期に大いに苦しめられました。)

 また、ロスターが固まった後にHCが決まったためどうしてもHCのやりたいことがしやすい環境であったとは思えません。

開幕時ロスター                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      

PG

SG

SF

PF

C

ブログドン

オラディポ

兄ホリデー

サボニス

ターナー

マコネル

サムナー キーレン 

マクダーモット

ゴガ

 三男

ホリデー

スタンリー

※2way

ボウエン

※2way

サンプソン

 

 レキュー

 ラム

怪我

ウォレン

怪我

 

 
  •    チームケミストリー

エースであるビクター・オラディポがFA後は再契約せず、マイアミ・ヒートに移籍を希望しているという話が報道されました。

また、バブルで試合中に対戦していた相手のチームに入りたいと発言したという報道もありケミストリーが不安視されていました。(オラディポはトレードでロケッツを経由しヒートへ移籍しました)

 噂はあくまで噂ですが(念押し)こう言った噂があるなか団結するというのは、なかなか難しいのかなと感じます。

 

 まとめ

今回書いた事は1年前なので結果論といえばそうなのですが、苦しんだシーズンだったためか振り返ってい見ると、当時見逃していましたがネガティブな要素は多く見えてきました。

書いてみて楽しかったのでまた書いてみたいと思います。

次回は(やる気あれば)この続きのRSの話か英文記事の要約にでも挑戦してみたいと思います。

 

拙い文章でしたが読んでいただきありがとうございました,

ミスあったらすいません

また良ければ読んでもらえると嬉しいです。